中小企業がまとまった金額の資金調達を検討する場合、主に政府系金融機関や民間金融機関などからの融資を第一に考えます。
しかし、申し込みをしても何らかの理由で断られてしまうこともあり、一度金融機関に融資を断られてしまうと、一定の期間を通して状況が改善しない限りは、審査に通るのは難しいものです。
そうした場合は、金融機関融資以外の資金調達の手段を探る必要があります。
今回は、中小企業でも取り組める金融機関融資以外の資金調達方法についてお伝えいたします。
データレンディング
オンラインレンディングとも呼ばれ、ビッグデータやAIなどのFinTech(フィンテック)技術を
活用した新しい融資・資金調達方法です。
【メリット】
・融資までのスピードが速い ・担当者の能力に左右されない
【デメリット】
・金利が高い
ファクタリング
事業者が保有している売掛債権(売掛金)をファクタリング会社に売却することで、早期の現金化を実現して運転資金を調達できます。
【メリット】
・保証人や担保が不要 ・バランスシート上の負債にならない ・CFの早期改善が可能
【デメリット】
・高額な手数料が発生する場合がある
契約者貸付
加入している生命保険の「解約返戻金」を担保にし、保険会社からお金を融資してもらえる制度。
【メリット】
・保険を継続したまま借り入れができる ・金利が低い ・借り入れ時の審査が不要
【デメリット】
・返済しないと保険が失効する可能性がある
クラウドファンディング
インターネット上で自社のサービスや商品をアピールして、その開発や販売のための資金を不特定多数の賛同者から集める方法です。
【メリット】
・手軽に始めやすい ・期待以上の金額を得られる可能性もある ・リスクが低い
【デメリット】
・賛同者が集まらなければ求める資金を得るのは難しい
このほかに、少人数私募債などの方法もあります。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!
0 件のコメント:
コメントを投稿