補助金は一度もらうともう終わり…というイメージがありますが、実は条件次第ではありますが、何回でももらえる補助金があります。
今回は何回でももらえる補助金のうち、代表的な2つの補助金の概要や注意点について解説します!
IT導入補助金
IT導入補助金とは、「中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金」です。
登録されているIT導入支援事業者のITツールを導入する費用のうち、
補助額:5~450万円 補助率:2分の1~4分の3(5つの申請枠により異なる)
の範囲で補助してもらえます。
また、ソフトウェア等だけでなく、一定の要件を満たせばPCやタブレットなども対象となるため、社内のDX化を図る場合にはぜひ活用したい補助金です。
補助金ですので審査がありますが、おおよその採択率(合格率)は75%と高めとなっています。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金とは、「小規模事業者等が取り組む販路開拓等の取組の経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とした補助金」です。
主に、販路拡大による売上アップを図る取り組みが対象となります。例として、チラシやDMの配布・展示会への出展・紙媒体広告・Web広告(一部)・HP制作(一部)・機械装置などの設備類・店舗改装工事などが対象となります。
これらの取組のうち、
補助額:50~250万円 補助率:3分の2~4分の3(5つの申請枠により異なる)
の範囲で補助してもらえます。
採択率は40~60%程度です。
注意点とは?
上記の2つの補助金は何度でも申請することができますが、下記の注意点を頭に留めておきましょう。
(1)少なくとも約1年以内の再申請はNG。
(2)過去に採択実績があると審査が厳しくなる場合が多い(3~4年たっていれば問題なし)
(3)事業実施効果報告を行っていないと再申請できなくなる場合あり。
国が小さな会社に活用してもらう目的で、多くの補助金制度が準備されていますので、必要に応じてぜひ活用していただきたいと思います。
補助金を活用することによって、皆さんの事業を効果的・効率的に伸ばしていければいいですね!
補助金に関しては、徐々にリピートが難しくなる方向に改正されてきていますので、早めの活用をお勧めします。
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