2024年5月23日木曜日

【こんな人は創業融資を借りられない!】(4)自己資金がゼロまたは少額

 

シリーズでお伝えしている【こんな人は創業融資を借りられない!】の第4回です。

(4)自己資金がゼロまたは少額

自己資金はゼロだが、創業融資を借りたいと相談に来る起業家・創業者は少なくありません。自己資金がゼロで創業融資を申し込むことは、制度上は可能ですが、実務上は貸してもらえないと考えた方がよいでしょう。

たとえゼロでなくても、自己資金額が極端に少ない場合も同様で、借りることは難しいと言えます。このことは私が懇意にしている公庫の人間もはっきりと言っています。

それでは、その理由について説明します。

創業に資金が必要なのはわかっていることですから、自己資金が少ないと、金融機関は準備不足とみなします。そのため、思いつきで創業するのではないかと審査が厳しくなりがちです。

自己資金の多さ=創業に対する熱意と受け取られるますので、準備している自己資金が多ければ多いほど、本気度が伝わり、審査に良い影響を与えます。


0 件のコメント:

コメントを投稿

小さな会社の経営者が不動産投資をする場合に最も大切なこと

  小さな会社の経営者が、本業の他にもう一つの事業の柱として不動産投資を選ぶのは賢い選択といえるでしょう。 なぜなら、不動産投資は物件運営のほとんどを不動産業者に任せられるため、本業を圧迫しないからです。 ただし、不動産投資で利益を出すためには、守るべき法則があります。それを知ら...