シリーズでお伝えしている【こんな人は創業融資を借りられない!】の2番目のポイントです。
(2)金利の高い資金を借りている
金融機関が融資の審査をする際、はじめての取引の場合は個人信用情報登録機関に対して必ず個人信用情報照会を行います。
個人信用情報とは、融資やクレジット、ローンの契約や申し込みに関する客観的な取引事実を登録した個人の情報のことをいいます。
この個人信用情報は、金融機関やクレジット会社が顧客の信用を判断するための参考資料として利用されます。
個人信用情報を見ると、申込者が、どこから、どのくらいのお金を借りているのか、クレジットをどれだけ利用しているのかが確認できます。
そのうえで、消費者金融やクレジットローン、カードローンを借りている額が大きければ、それだけで金融機関にとって融資を断る理由になります。
なぜなら、消費者金融やクレジットローン、カードローンの金利は高いからです。
そのような高い金利でお金を借りている場合は、将来的に返済するのが難しくなるだろう…と金融機関は判断します。
高い金利で資金を借りている方は、融資を断られる確率が高くなることをあらかじめ覚えておきましょう。
私の今までの経験では、50万を超えると担当者が難色を示し出し、借入が100万円を超えている場合は、ほぼ融資を断られています。
また、こうした借入を返済したうえで、すぐに創業融資を申し込んでも、金融機関は「この人は再び金利の高いお金を借りる可能性がありそうなので、3ヶ月から6ヶ月ぐらいは様子を見よう…」判断しがちです。
「高い金利の借入を返したからすぐに創業融資を借りることができる」というのは、あまり期待しない方がよいでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿